ロボット

設計がいかに優れていても、ロボットの性能を大きく左右するのはそのロボットに搭載されているコンポーネントです。ロボットの位置、向きそしてモーションコントロールに影響する主要コンポーネントのひとつが、ポジションエンコーダです。

優れた性能

RLS™ の非接触磁気式エンコーダは、優れた性能、安全性そして安定性を有したロボットの実現に貢献します。

幅広いラインナップ

さまざまな形状やサイズのエンコーダをラインナップしており、多種多様なシステムを設計可能です。

高い信頼性

非接触設計のため、長期間確実に動作します。

使用事例: 協働ロボット

一般的に産業用ロボットは、航空宇宙、自動車部品アセンブリ、搬送、コーティングなど多岐にわたる分野において、安全領域で動作し、非常に危険かつ繰り返しの多い重作業に用いられています。従来の産業用ロボットは巨大で広い設置場所を必要とするものが多く、またプログラミングに時間がかかることも多々あります。

ファクトリオートメーションは、製造上の必要要件や新技術などの点でますます多様化しており、またスマートファクトリというコンセプトの導入に伴い、近年特に中国で無数のロボットメーカーが生まれています。ロボットが使われる場面は、従来の重工業から 3C (Computer、Communication、Consumer) の組立てといった軽工業や高精度と汎用性がロボットに求められる自動生産ラインに徐々に拡大しています。

今日の産業オートメーションに見られる傾向として、協働ロボットの導入が急速に増加しています。協働ロボットは作業者と共同で作業を行い、指定した生産タスクをサポートします。複雑かつ時間のかかるプログラミングは不要で、中には自己学習する協働ロボットも存在します。

RLS の磁気式エンコーダを採用することで、協働ロボットの全体的なパフォーマンスが大幅に向上します。エンコーダは、減速機の機械端に、ロボット関節部の実回転角度をモニタリングできるよう取り付けられます。減速機の前側にエンコーダを取り付けるタイプのロボットと比較すると、機械端に取り付けることでシステムエラーをゼロに抑えており、その結果、市場の大多数のニーズを満たすに十分な±0.1mm という再現性を実現しています。

RLS の磁気式アブソリュートエンコーダは、バッテリでバックアップする必要がない、真のアブソリュートエンコーダです。電源 ON の直後に絶対位置を確立します。また、協働ロボットの動作信頼性を支援するための自己モニタリング機能を内蔵しています。そしてそのコンパクトさから、関節の厚さをほとんど変えずに減速機に組込みが可能です。中空リングのため、リングの中にケーブルを通すことができ、ケーブル取回しの簡素化と幅広いシステム設計が可能となっています。さらに、軽量なため、関節部にかかる負荷を大幅に軽減しており、エネルギー消費の低減にも貢献します。

当社のアブソリュートエンコーダは、ロボット分野における厳しい要求のほとんどに対応できる、高い性能仕様を備えています。最高分解能は 20bit で、システム精度は±0.1°、そして分解能より細かい再現性を実現します。また、防水防塵性能も IP64 と優れており、過酷な製造環境下での使用も可能です。

RLS 磁気式エンコーダが選ばれる理由

課題

  • 信頼性
  • 繰り返し精度
  • 軽量、コンパクトさ
  • 低エネルギー消費

メリット

  • 高コストパフォーマンス
  • サイズとテクノロジーの豊富なラインナップ
  • 幅広い分解能ラインナップ
  • 業界標準のアブソリュート、インクリメンタル出力形式に対応
  • 高い動的応答性
  • 高精度
  • 広い取付け公差
  • 高い信頼性
  • 非接触式の 360° 回転/直線の位置検出
  • 低消費電流
  • 外部漂遊磁場への耐性

PAL Robotics 社のサクセスストーリー

「ラインナップが豊富なことと、各コンポーネントをカスタマイズできることが最も気に入りました。RLS のエンコーダはさまざまな構成が可能です。通信プロトコルやサイズ、インターフェースにたくさんの選択肢があります。選択肢が多ければ多いほうが良いのです。我々が作りたいの、より軽量でコンパクトかつ高性能なロボットですから」