人型ロボット

人型ロボットには、バランス、協調性、俊敏性を保つために精密な位置フィードバックが求められます。RLS の磁気式エンコーダは、コンパクトで高精度かつ信頼性の高いソリューションとして、複雑なロボットの安定した歩行、滑らかな動作、そして安全なインタラクションの実現に貢献します。

Robotics

優れた性能

RLS™の非接触磁気式エンコーダは精度と信頼性に優れており、人型ロボットのスムーズかつ正確な動作の実現に貢献します。

コンパクトで組込みに適した設計

人型ロボットの手首や指、首といった、スペースの限られた小さな関節部位への組込みに最適な薄型の設計です。

高い信頼性

RLS のエンコーダは、非接触設計のため、長期間確実に動作します。

サイズと構成の豊富なラインナップ

人型ロボットの多様な関節や機械的構造に対応できるよう、豊富な種類のエンコーダをご用意しております。また、分解能や通信プロトコルについても幅広く対応しております。

RLS 磁気式エンコーダが選ばれる理由

業界課題

  • 関節は内部のスペースが狭い
  • 軽量かつ優れたエネルギー効率が必須
  • 関節やコンポーネントにアクセスしづらく、アセンブリが複雑
  • 人の近くでの信頼性と安全性が不可欠
  • 動作域の全体にわたっての正確な位置検出

RLS ソリューション

  • 幅広い分解能ラインナップ
  • 業界標準のアブソリュート、インクリメンタル出力形式に対応
  • 高い動的応答性
  • 高精度
  • 広い取付け公差
  • 高い信頼性
  • 低消費電流
  • 外部漂遊磁場への耐性
  • コンパクトかつ軽量

ロボットの関節別の推奨エンコーダ

大きい関節 (肩、肘、足の付け根、膝など)
AksIM-2 などのオフアクシスエンコーダが最適です。薄型、中空の設計で、大きな負荷がかかる関節にうってつけです。

スペースが限られた関節やアライメントが難しい関節
Orbis が最適です。スルーホール設計、幅広い取付け方法、多様な通信プロトコルへの対応といった特長により、肩や肘、手首といった動きの激しい関節に適します。

小さい関節 (指など)
RM08)などの超小型エンコーダが適します。超小型ですが高精度で高速動作対応で、消費電力も低く、ロボットの手やエンドエフェクタに最適です。

PAL Robotics 社のサクセスストーリー

「ラインナップが豊富なことと、各コンポーネントをカスタマイズできることが最も気に入りました。RLS のエンコーダはさまざまな構成が可能です。通信プロトコルやサイズ、インターフェースにたくさんの選択肢があります。選択肢が多ければ多いほうが良いのです。我々が作りたいの、より軽量でコンパクトかつ高性能なロボットですから」