AksIM は、どのようにモータに固定したらいいですか?また、外部磁場からシールドするにはどうしたらいいですか?

AksIM は磁気式エンコーダで、アクチュエータ(磁化リング)の磁場検出を作動原理としています。

そのため、不必要な漂遊外部磁場が存在すると、その動作に影響が及ぶことがあります。
モータの大きさや形状、使用材料、磁気飽和、シャフトの材質や設計など、変動要素が非常に多く存在するため、その影響や、エンコーダとモータ間に必要な距離を算出する実践的な方法はありません。ですが、Femm、Comsol、Vizimag といったソフトウェアを使って、リードヘッドにおける磁場の強度を推定することはできます。

エンコーダの作動中に問題が発生する場合は、漂遊外部磁場の発生源とエンコーダのリードヘッドの間に何らかのシールドを施すことを推奨します。シールドとしては厚さ 0.5~1mm の強磁性プレート(通常の鉄製のもの)を使用して、センサープレートのコイルと磁石を周囲 10mm 以上カバーすることを推奨します。またアセンブリは、モータ → シールド → エアギャップ → エンコーダリング → リードヘッドの順序で取り付けてください。

詳細については、データシートの「外部磁界場」を参照してください。

お探しのものが見つかりませんか? 詳細については、お問い合わせください。