How to select an encoder

2020年9月14日

最適なエンコーダを探すのはめんどうな作業です。出力タイプ、読取りタイプ、エンコーダのボディタイプなど、最適なエンコーダシステムを選定するための目安を解説しています。

RLS エンコーダの例

RLS エンコーダの例: AksIM-2、OnAxis、LM10


エンコーダとは

エンコーダとは、データをある形式から別の形式に変換するデバイスを指します。位置の検出においては、エンコーダは機械的な動きを検出し、検出した動きをアナログまたはデジタル出力信号に変換します。より正確に言うと、位置を測定し、その位置から直線または回転の動きの速度、加速度そして方向を取得します。

動作原理、目的、複雑さ別に、エンコーダにはいくつか種類があります。


一般的には、下記のように分類されます。

リニアエンコーダはスケールに沿って動き、リング/ロータリエンコーダは軸周りを回転します。詳細情報


  • エンコードの原理:
    • インクリメンタル
    • アブソリュート

インクリメンタルエンコーダとアブソリュートエンコーダの違いは、ストップウォッチと時計の違いに似ています。詳細情報


  • 動作原理:
    • 磁気式
    • 光学式
    • 誘導式
    • レーザー式

エンコーダの位置測定原理には複数の種類があります。アクチュエータからリードヘッドへの位置情報の伝達は、光線、電流、磁気、誘導などによって行われます。


シングルターンのエンコーダの場合、エンコーダシャフトの回転のたびに同じコードが繰り返し出力されます。マルチターンのアブソリュートエンコーダの場合、規定の回転回数になるまで、各回転時のシャフトの位置ごとに出力が異なります。


  • 分解能:

分解能とは、エンコーダによって検出される、最も小さい動きを指します。エンコーダのタイプによって異なります。詳細情報


エンコーダには、さまざまな目的や用途、ユーザーに合うよう、多様なタイプがあります。



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